海辺



太陽の光が眩しい夏。

亢宿と角宿は、2人で海に出かけることにした。



「久しぶりだなー、兄貴」

「海なんて何年ぶりだろう…」

「そうじゃなくて、2人っきりになるのが久しぶりだなって…///」



亢宿は、照れる角宿にそっと微笑みかけた。

そして、そっと額に口づけをした。



「兄貴…っ///」

「角宿があんまり可愛いこと言うから…。折角海に来たんだから泳ごう?」



亢宿はそう言って角宿の手をひき、海に入った。

海の冷たさが心地よい。

太陽の光が水面に反射してキラキラ光っている。

その光が無邪気に遊ぶ角宿を優しく包んでいるようだった。



「兄貴ーっ、この魚なんていう名前?」

「えっとー…、鯊の仲間じゃないの?」

「へぇー…。兄貴は物知りだなー」



そんなことをしばらく続けていると、やがて夕方になった。

海に夕日が沈んで行く。

その様子を、2人はただ黙って見ていた。



夕日が沈むと、辺りは本格的に暗くなり始めた。



「あんまり遅くなるとみんなに心配かけるだろうし、そろそろ帰ろうか」

「そうだな。兄貴っ、今日はすごく楽しかった。またいつか…来れるかな?」

「来れるよ。またいつか必ず2人で来よう」



亢宿がそう言うと、角宿はにっこり微笑んだ。 











  ☆管理人からのコメント☆

同時に2つものリク小説を頂きました!!
素敵ですよね〜vv
特に照れる角宿がサイコ〜vvvvv
可愛い角宿に萌え萌え〜(爆)

すぼあみだろうが、あみすぼだろうが、この2人の愛は素敵だよ!!!
もう永遠にお幸せにvって感じです(*^−^*)

朱姫様、本当にどうもありがとうございました☆