ずっと傍にいた。
いつも笑顔にしてくれたよね?
元気になる。

あなたとどれくらい一緒に月日を過ごしました?




Memorial place...






〜!!! なんや浮かない顔しよって、らしゅ〜ないで?」




いつも関西弁のメリハリの強い口調で、
ちょっぴり喧嘩が好きな…候 俊宇。

体育ではいつも一番足が速くて狼のようだと幻狼とあだ名がある。





と俊宇。

5歳の頃だったかな。
私の家の隣に俊宇が越してきて、それからずっと一緒。
小学校、中学校、高校、大学。
一緒に過ごしてきた。


私の笑っとるところに惚れたんやと、顔を真っ赤に染めて俊宇が言ってくれた。
それから付き合いだして…今に至る。

二人の関係は親も公認の間柄。





“幼馴染から、恋人へと…”





「うぅん、何にも無いよ。」






“どれくらいの月日がたったのだろう?”






「アホォ、どれくらい付きおうてると思ってるんや?
 の顔、見ればすぐ分かるわ!元気あらへんやん。」






今日も風の強い、の長い黒髪が風になびく。
夕日を目の前にして眩しく目を細め…影が二つ。



「もう大学、卒業しちゃったね。」
「せやな…」



は立ち止まり、の誕生日に俊宇からプレゼントされた
ペアの指輪が薬指に光る左手で、さらーっとなびく髪を押さえながら…
俊宇の顔を覗き込む



「俊宇、約束…覚えてるよね?」
「あぁ。勿論や!忘れるわけあらへんやろ?」


俊宇は胸元にネックレスにしたとのペアの指輪をぎゅっと握り…



「待たせてしもたな…。」




オレはに約束したんや。

男として…

大学卒業したらを…を、オレが幸せにしたるんや!!って。
嫁に来て欲しいて言うた。

心から好いた女やから。

心からオレの傍でずっと笑ろて欲しいと思たから。





“お前やなかったら、あかんねん”













、オレと結婚してくれへんか?」













“私はずっとその言葉を待っていたのかもしれない…”












「はい。」







☆ ★ ☆ ★ ☆






桜の花びらが舞う、暖かい春風がそよぐ中。
小さな教会。



4月18日。
それは大切な人が生まれた日。




「綺麗やで、。」
「な、なんか恥ずかしいよ…。」


は真っ白で花柄のウェディングドレスを身にまとい、
頭にはふわっとしたベール。
女の子なら憧れる一生の一度の晴れ姿。

俊宇は白いスーツを来て、の姿を見に来たようだ。
頬を赤くして、ちらちらと少しずつ照れくさそうにを見る。


「俊宇…かっこいい。」
「何ゆーてんねん////」
「でも、こういう時くらい胸元のボタンは閉めてよ?」

「わかっとるて。」















俊宇はウェディングドレス姿のを思いっきり自分の腕の中に引き寄せ抱きしめた。









「幸せにしたる。」







私が暗い顔するとギャグや突っ込みして笑顔にしてくれる。

でも彼を見ているだけで元気がでる…


出会ってから今まで、どれくらいの月日が過ぎて行ったのだろう?




ずっと…この言葉、この日を待っていた。












『生涯、愛することを誓います』









桜が舞う中、教会の出口でマリッジリングが光る花嫁の左手からブーケは空高く浮いた。



















との過ごした時間はどれくらいかわからへん。
今まで過ごした時間も大切やけど…
でも、今、がオレの隣にいてくれた。



せやからこれからも…
とおる時間、大切にしたいねん。
二人で思い出を作っていこうと思う。



心からだけに伝えたい。









、愛してんで。”



















桜が多いこの小さな教会。

“二人のMemorial place(思い出の場所)…”

4月18日、との大切な日になった。











  ☆管理人からのコメント☆

緋桃ちゃんのサイトで翼宿の誕生日に配布していました〜★☆
まぁ、いつもの事ながら、頂いてきたわけであります(^^;)
もう素敵ですよね〜(>▽<)
翼宿と結婚vvv
それ考えるだけで幸せいっぱい〜(≧▽≦)

しかもしかも!!!
イラスト付きですよ〜〜〜!!!!!!!!!!
白いタキシードvv
萌え萌え〜〜vvvvvvv
ただいま、携帯の待ち受けにも待っております^^
あ〜幸せ〜(*^^*)

翼宿、あんた幸せもんさw



※HP用に多少加工いたしました。
 尚内容はまったく変わりありません!