「。飯出来たぞ?」
「…なんか体調悪くて。ご飯いいや。」
小さな子悪魔 222HIT 『雄飛のご飯v』
「身体にいいもん作ってくるから待ってろよ?」
そう言うと、雄飛はの部屋を出て行った。
一人残されたは布団の中でにやりと笑う。
( 本当は全然体調悪くないんだけど… )
そう、実はこれ仮病。
『雄飛が普段より優しくなるから。』
そんな事を思いながら、月に一回位は「体調悪い」と言ってみる。
知ってると言うか…気付いているのは納涼さんだけ。
暫くすると雄飛が部屋に戻ってきた。
手にはお粥が乗ったお盆を持っている。
お盆を畳の上に置き、
「…熱は?」
と言いながらの額に手を当てる。
の顔が少しずつ赤くなっていく。
「これ、食える?」
「…うん。あ、あのさ…。」
「ん?」
「あーんってやって欲しいなぁ?」
突然の言葉に驚く雄飛。
暫く間を置いて 「しょうがねぇなぁ…。」との口元にスプーンを持っていく。
は笑顔で口をあけ、お粥を食べた。
「おいしーーv雄飛天才vvvvv」
がお粥を殆ど食べ終わった頃。
「また体調悪くなったら言えよ?
俺が何でも作ってやるから。これからも…ずっと。」
「何それ?プロポーズ?」
「なッ…!?」
「じゃあご飯は雄飛に任せて…。他の家事出来る様にならないとv
子供は男の子がいいなぁー。で、妖の所の未来ちゃんと仲良くなっちゃったりして?」
が冗談めかしてそう言うと
どんどん雄飛の顔が赤くなっていった。
雄飛が照れた様子で口を開く。
「……まぁ、俺がちゃんとした料理人になったらな。」
「楽しみにしてますv」
■ □ ■ □ ■
「奥様!あの二人将来を約束してしまいましたよ!?」
「じゃあ、は将来義妹になんねんなぁ…楽しみやわv」
二人が隣の部屋から覗いていた事を と雄飛は知らない。
■ □ ■ □ ■
本当は俺も仮病だって解ってるんだけど…。
だって、定期的に「体調悪い」って言うんだぜ?
それでも俺が何も言わないのは
やっぱりに惚れてるからかな?
そんな彼女は…
小さな子悪魔
☆管理人からのコメント☆
夏海様のサイトで222HIT権を譲り受けて書いていただきましたw
リク内容は「雄飛が私にご飯を作ってくれるw」でした。
いや〜ホントに作ってくれてる!!
しかも、月1?!
うわ〜幸せで倒れそうっ ふら〜っ
でも、ホント雄飛のご飯食べてみたいですw
おいしそうだな〜
まったく、妖はこんなかっこよくて素敵な人に好かれたのにフるなんてもったいない!
私なら絶対に雄飛とるもん・・・。
なんか、話が反れてしまいましたが、夏海様!
本当にありがとうございました!!!
※HP用に多少加工いたしました。
尚内容はまったく変わりありません!